この2年間セミナーに通い、学んだことは多すぎて正直このブログに書ききれません。しかし、あえて挙げるのであればそれは、自分の考え方がいかに甘かったか、また私自身の能力の低さを思い知らされたことです。社会人になってから会社に入り勉強させてもらおうと考え、学生生活は遊びに専念する学生が多いと思います。私も上海に来た当初はそう考え、何の現状も知らないまま遊んでばかりいました。また、普段の生活で他人と能力が比較される環境がなかったので、自分に能力がないと実感することすらありませんでした。

しかし、デバイスセミナーに参加させていただき社会のリアルな現状を知ることができました。よく講師の方がセミナーでおっしゃられることなのですが、「学生時代の能力で社会に出てからの30年〜40年は決まってしまう」
やはり、学生時代に能力が高ければ、新卒社員として業務を与えられても効率よく仕事ができ、素早く結果を出すことができます。結果を出す人は上司から気に入られ、さらに評価は高くなっていきます。逆に、能力が低い新卒社員は業務をこなすことができず、失敗を繰り返し仕事ができないという評価を下され負のスパイラルに落ちていくというものです。
また、実践的なところでは、プレゼンテーションやディベートの中で他の受講生と自分のレベルの差がはっきり現れました。中には私より能力が高い年下の受講生も大勢いました。
しかし、それらは現実として受け入れなければならないことです。まだまだ私自身改善していかなければならない所が多々あるので、今後何をすべきかを明確にし、一歩一歩前に進んでいきたいと思います。



今、まさに上海でのインターンシップ生活が終わろうとしています。
このデバイスでのインターンシップを通し数々の失敗を経験し、何度怒られたことか.........学生の中では怒られた時間ランキング1位を獲得できるのではないかと思います。また、人として当たり前の礼儀やマナー、上司への報告の仕方、営業のノウハウなど数え切れないほどのご教授頂をきました。
それらが上海で得た私の財産です。学生ではなかなか経験できないような貴重な体験をさせていただきました。
しかし、ただ失敗するのであればだれでもできると思います。それらの財産を今後生かすも殺すも自分次第です。社会に出てから同じ失敗を繰り返さなければそれは意味のある財産になりますが、過去の失敗を繰り返すのであればそれは財産とは言えません。
現在でさえ、Sさんには心配をお掛けしておりますが、将来この2年間が貴重な財産だと誇れるようになりたいです。なにより、この2年間インターンシップでお世話になったSさんに恩返しをしたいです。

本当に、本当にありがとうございました。
バイスに出会えて良かったです。みんなに出会えて良かったです。ほんまありがとうな。