第11回社会経験プログラムの参加者のコメントを紹介します!

名古屋市立大学の小島光記さんです。

「上海で学びたいこと」
私の上海で学びたいことは、目上の方との接し方です。
私はこれまで目上の方と接する機会を避けてきました。なぜなら目上の方と接することは堅苦しく、気を使ってしまうからです。
そのような環境で、小中高を育ったので、大学生活や、この社会経験プログラムの中で、幾度となく敬語の使い方の粗悪さを教えられました。
以上の理由から、目上の方との接し方を学びたいと思いました。


「現状の課題と解決策」
私の現状の課題は二つあります。
一つは人を尊重することをしないというところです。それにより敬語の稚拙さ、挨拶やお辞儀の悪さなどが生まれてしまいます。
もう一つは自分の特徴がないということろです。今までの人生で当たりさわりのないことや危険を犯すことを避けてきたので、人と差異のない面白くない人となってしまいました。


この課題に対する解決策は、前者では人の意見を素直に受け入れるということろです。
これまで自分が正しいという変なプライドがあり、人を尊重できていませんでした。それを治すには相手の意見に素直に耳を傾けるという意識改革が必要だと思います。
後者では自分らしさを出すということです。
しかしこれまで敷かれたレールの上を生きてきたので今までの生活では簡単には治せません。留学をする等、生活や環境を帰ることで実践できると思います。


「次回の社プ参加者へのアドバイス
ここではインターンシップ中国語講座セミナー等を通じて多くの経験を得ることができます。
しかし特に私がこの社会経験プログラム受けて得られたことは「人間関係の構築の難しさ」です。
学校や地元では気の合う人たちと仲良くすれば問題ありません。しかしこの社会経験プログラムでは色々な所からばらばらの価値観を持った人たちが集まります。
そこで「こいつは性格が合わないな」や「こいつは苦手だな」というような理由で関わらないことをしてはいけません。
社会人になったら嫌でも自分と価値観の違う人たちと関わらないといけないからです。
いかに自分の価値観と違う人たちの意見を交換し合い、コミュニケーションをとるか、それが人間関係を構築していくかが重要になります。
以上の私の文章を読んでいると社会経験プログラムに参加することが億劫になってしまうかもしれません。
確かに人数制限のあるインターンシップではインターン希望者同士が意見をぶつけ合い、時に涙するといった壮絶な場面もあります。
私自身社プ中「この10人は友達ではなくお互いに人の嫌なところやダメなところを出し合う敵なのか?」と思ったこともありました。
しかし今は違います。
まだ一週間ほど社プは残っていますがみんなかけがえのない仲間です。意見を出し合い正し合うことでこんなに仲が深まるなんて日本では経験できなかったことでした。
これからの参加者の方々が「敵」と感じる人と「素」で意見をぶつけ合うことで「素敵」な関係を築くことができることを願っています。