「問題解決」by久手堅
先週のインターンで、現在の自分が抱える問題が把握できました。本日はその解決方法を学びました。現在私が抱える問題は「対社会人への緊張克服」です。
なぜこの問題が発生したか?それに対して私は何を思った?次に何を行動すべき?(具体的な解決策) それは効果が高いか、実行は容易か?実行すべき順番は?(理想ばかり語っていないか、落としどころはどこ?)
これらを考え、行うべきことを決定します。
では、アクションを起こして何が変わる?何の成果を上げることが目標?アクションを起こす相手にとってのメリットは?最終的なゴールはどこ?ゴールから逆算していくとまず何から始めるべき?
これらをひとつひとつ解決していき、その解決策にも問題がないかチェックします。ポイントは行動を焦らない事です。行動の理由、裏付けをしっかりと考えなければ、却って悪い結果を招きます。またやって当然のことと、やった方がいいことを間違えてはいけません。

解決策を導く中で、皆が当たり前のようにやっていることを、いかに自分がやってこなかったかを自覚しました。それを答えとして堂々と出した事を恥ずかしく感じます。また、これらは全てdeviceセミナーの中で習ってきたロジカルシンキングを使えば自分で解決できる問題です。知識だけあっても実践で使えなければ意味がなく、わかった気になるのは怖い事です。解決方法を教えてもらい、それを実行するのは簡単です。例え間違ったとしても、自分で考え、行動することが重要なのです。


「日本人の価値」
日本語堪能な中国人は、日本でも中国でも増えてきています。独学で日本語習得した人も多く、彼・彼女らの能力向上のための努力は、私にはとてもマネできるものではありません。
では会社にとって、日本人の価値とはどの程度のものなのでしょうか。仮に語学が堪能だとしましょう。それは日本語を話せる中国人と比べると、どちらが意思疎通に容易なレベルに達しているでしょうか。それ以外に、突出してる能力はあるのでしょうか。また日本語での意思疎通・コミュニケーション能力は、万全と言えますか。
日本人と中国人のレベルを比べて同等だった場合、中国人:3万円/日本人:20万円の給料で雇えるとしたら、あなたならどちらを雇いますか。日本人を1人雇うとしたら、同じコストで中国人を6人雇うことができます。6人の中国人の中で、1人でも能力の高い仕事のできる人がいれば儲けモンです。日本人だからといって安易に雇い、その人材が仕事のできない人だと判断されてしまえば、コストだけ無駄に高く固定費が圧迫されるだけです。これは仮定の話ですが、確率で言えば中国人を雇うことの方が得策だと言えるでしょう。(日本人である私たちには)残念ながら、現在の状況は前者を採る傾向にあります。
そこで改めて日本人が必要とされる場面を考えなければならないのです。まず日本人として、日本語できちんと意思疎通ができるのか。言葉の意味はわかっても、説得できる力を持っていなければ何の意味もありません。日本の文化・マナーを理解しているのか、それを実践できるのか。それ以外の能力は備わっているのか。
私たちは日本人であることをやめることはできません。それならばその強みは何か、足りないものは何なのか。今後はより対策を考えなければいけないでしょう。


セミナーの大切さ」
インターンシップを始めて、改めてセミナーの大切さを感じています。インターンで習っている事は、全てセミナーの応用・実践です。今月のセミナーは過去に習った内容の復習が多いのですが、インターンを始める前と始めた後では、理解度がまったく違います。これまでは講師の方が仰っていることを、何となくニュアンスで理解していた気になっていました。コミュニケーション能力や、ロジカルシンキングを使い伝える事の大切さなどがそうです。
仕事の現場を見せて頂いてますが、実際の仕事場で起こるミスというのは、ごくごく初歩的なことばかりです。意思疎通ができない、共通認識を持てない、基本マナーがない(時間を守る等)ことからミスが発生します。セミナーで班に分かれて企画提案をするときに、起こるミスと同じ事ばかりでした。技術や専門知識がないために発生したミスは、私が見る限りではありませんでした。
ミスが発生し、それを解決するために必要なのがロジカルシンキングです。これまではやり方を習うだけで、実生活に応用したことがありませんでした。ですが、現在はやらなければいけない状況にあります。どんなに小さな問題でも解決方法が論理的でなければ、説得力を持たせられません。本当に解決する気があるのか?ととられてしまう可能性があります。
まだまだ解決に至らない問題を抱えてるため、セミナーで習う知識をどこで使えばいいのか、実践・検証していきます。