今期で日本に帰国する仲間を紹介します!!

早稲田大学の松本君(写真右)と立命館大学の内田くん(写真左)です。


松本君のコメントです。

deviceで2010年3月から7月までお世話になった早稲田大学政経学部3年 松本英之です。

バイスで多くのものを学びましたが、その中でもレバレッジシンキング,自分がどんな能力を持ち、さらに成長するにはどうしたらよいかが分かったのが大きな収穫でした。
レバレッジシンキングは、自分資産(パーソナルキャピタル)を、(1)労力資産、(2)時間資産、(3)知識資産、(4)人脈資産に分けて、考える。自分の価値を高めるには、ただがむしゃらに努力しても無意味。
「資産」とは、知識、経験によって得られる効率化のこと。効率化を行えば、他人が3時間かかる仕事を2時間で終えて、1時間の余裕が生まれる。この1時間が時間資産となる。この時間を遊び、リラックスに使うのではなく、ここでこの時間にレバレッジ(テコ)をかけて、より大きな利益を生み出したい。そこで時間資産を知識の集約のための時間にあて、知識資産とする。知識とは自分の専門分野だけでなく、経済の流れ、最近の流行、各国の文化も含む。知識は何で必要なのか?知識は人脈資産となるからである。学生のうちはサークルや飲み会に明け暮れ、社会人になったらルーティーンワークで忙殺され、知識、知恵を持つ者はごく少数。そんな中で知識に富み、自分の意見をしっかり言える若者であれば、必ず誰かが目に留めてくれて、人脈となる。そして、この人脈から知識、知恵を借りれば、他人が3時間かける仕事を今度は1時間でできるようになる。余った2時間を(1)労力資産、(2)時間資産、(3)知識資産、(4)人脈資産のローテーションで回せばよい。

セミナーでは(3)知識資産、(4)人脈資産を与えてくれる。しかし、それを100%生かすには自分で(1)労力資産、(2)時間資産を意識して普段の生活に取り入れる必要がある。効率化によって余った時間を使い、勉強をし、知識を増やし、社会人に自分の意見をぶつける。今の社会は、努力すれば努力してだけのリターンなどない。みんなが努力している日本社会では、ただ「努力」というだけでは何の価値もない。「努力」の方向、バランスが必要なのだ。

100メートル走で日本新記録を出すためには、走り込みも大切だが、その他に食事、フォームの改善、筋トレ、コーチからアドバイスを聞く、よいコーチを見つける、ライバルを見つけるetc大切なことは「ひたすら走る」ではない。しかし、今の日本ではひたすら一日中走り続け、「自分はがんばっている」という。明らかに努力の方向を間違えているのに気づかない。気づけない。セミナーでは自分が早く走るために何をすべきか見えてくる。「労力1で成果1」から「労力1でも成果10」これが自分の機軸になっています。

自分がどんな能力を持ち、さらに成長するにはどうしたらよいか
今の自分の能力は
・吸収、模倣する能力が高い・数字のセンスがある・相手の言葉の本質を掴み、自分の意見を出せる・プレゼンテーションでアドリブが効く
伸ばすべき能力は「人間としての魅力」いつの間にか、成果が感じられやすい「知識力の向上、問題解決プロセスの練習」に時間を充ててしまい、人としての魅力を軽視していました。
と同時に今の自分の勉強は「人に使われるための勉強」でしかないことに気づきました。20歳になり、そろそろ「人を使うための勉強、人がついてきたくなるような魅力を磨く」を意識して勉強したいと思います。

「亜衣さん、祥一郎さん、矢崎さん、久手堅。」あなた方が今の目標です。少しでも減速したら追い抜きます。

「YSさん 5年後には肩を並べられるよう、必死で追いかけます。」2015年の8月12日(←いまだに忘れない初恋の人の誕生日)に上海、レッドタウンで会ってください。

最後になりますが、みんなに会えて最高の留学になりました!ありがとうございました!!



内田くんのコメントです。

セミナーの印象」
緊張感のある雰囲気で様々な講師の方々のお話を聞ける大変価値のある場所だと感じました。日本でも多方面な話題でセミナーを公聴することはできますが、上海という場所で活躍されている人の実体験に富むお話を聞けることは、上海で留学している私たちにとって大変有意義ではないかと思います。

セミナーの感想」
私にとってセミナーは非常に様々な刺激を与えてくれるものでした。講師の方を含めセミナーに出席している学生と一緒に一つのものを考えたり、又は自分で考えたことを相手に伝えたりすることが自分にとってためになりました。自分の考えを相手に伝えるのは簡単なようで本当はしっかり考えられた上で話さなければならないことも良くわかりました。
さらにこのセミナーという場所で様々な考え方を持った学生達に出会うこともできました。彼らと触れ合う中で自分の考え方との対比をすることもでき、自分の至らぬ点を見つけられたのも私の大きな成長の一つです。

この経験を活かして自信を持って日本へ帰ろうと思います。セミナーで一緒に頑張った仲間、そして講師の方々に大変感謝しています。