「某企業の社長からヘッドハンティングされる人材になりました」 by  矢崎


上海で新しく開業するショッピングモールのディベロッパー社長との打ち合わせに同席させていただきました。
「基礎能力は仕事の基本となる」基礎的なことが完璧にできれば、ほとんどの仕事をミスなくこなすことができるという意味です。
いつもデバイス社長から私が言われていることなのですが、今日改めて肌で感じました。
セミナーで学ぶ基礎的ことを100%理解すれば、営業にも生きてきます。

自社の「Product」を売るのでなく、「Customer Solution」を売らなければならない。自社の「Product」の良さをどれだけ伝えても、クライアントは商品を買ってはくれません。この商品を買うことでクライアントの抱える問題を解決できるということを提案しなければなりません。
ビジネスセミナーで学んだ内容は、実践に応用できます。まさに目から鱗でした。



初めてのクライアントとの会議を実りある会議にするには、最初に必ずしなければならないことがあります。
それは相手と自分の間にある心の壁をなくすことです。心に壁がある状態でいくら議論をしても相手の心には響きません。心の壁は議論の円滑な進行を妨げます。いかに心の壁を取り除くのかが会議における成功のキーだと思います。
相手との心の壁をなくし、そして「customer solution」を売れば営業でも必然的に結果が付いてくるのではないかと感じました。



人それぞれ考え方はあると思いますが、資格は企業のトップに立つ者にとって重要なスキルではありません。
お会いしたすべての経営者が口をそろえ同じような事を私に言ってくれます。
「自分に資格が無いのであれば、誰かを雇えば済むことだ!! 自分は会社の成長戦略、利益を考えないといけない。資格取得に費やす時間が勿体ない。資格を取得する時間がるのであれば、その時間を有効的に活用する。例えば、有能な経営者と会う、お金を稼ぐ方法を考える、こんなビジネスプランはどうか、あれはどうかと検討する。」
これがトップに立つ人間です。そして自分自身が全ての業務を担当するのではなく、お金を使い従業員を雇用し仕事を任せ、自分の時間を確保します。
そして得た時間で、ビジネスチャンスを逃さないように感覚を研ぎ澄ますことが重要だと心から認識しました。


写真はdevice社長が携わる新たなビジネスの拠点となるオフィスです。