「説得力、納得させる力」by久手堅
正しい事を話しても、人を納得させられるとは限りません。相手の理解力や知識、状況にあわせて言い方を変えていかなければなりません。人を納得させる話し方とは何なのでしょうか。ロジックで構成させた話には説得力があります。ですが納得に至るには、話し方の雰囲気・語調・人を引きつける魅力などが必要です。
私にはまだまだ説得力もなければ、自分の特徴を活かした話し方を習得していません。ああ、人を引きつける魅力も全くありません。そのため人を納得させる事ができませんでした。私は正しい事を言っているつもりで、ロジカルに話す努力をしていました。何度も同じ事を言っているのに、人が納得してくれない状況は、忍耐力が求められます。はっきり言ってしまえば、焦りのあまりイライラが語気に表れてしまいました。これでは逆効果です。<正しい事を話しているつもり>、<私は努力しているつもり>、これも上手くいかなかった原因でしょう。
まずは、相手が聞き入れやすい下地をつくること。そのための人間関係構築力。まだまだ課題がたくさん見えてきます。



「自分で考える」
私にはいくつか解決しなければならない課題があります。それは自分の力で考え、解決策を導かなければなりません。どんな単純な解決策でも、それが論理的な考えのもとで出した策であるならば、行動に起こしても問題はありません。
Sさん(上司)とのお話の中で、私は自分で答えを見つけようとせず、Sさんに答えを教えてもらおうとする姿勢でいることに気づきました。解決策が効果的であるかどうかを判断してもらう分には、なんら問題はありません。ですが他人に答えを求めてしまっては、成長できませんし、行動にミスが起こります。自分で考える癖つけを。習慣化するまでには多大な労力を要するでしょう。ですがそれで得た習慣は、体に染み付いて離れなくなります。間違った癖にならないよう、気をつけつつ日々試行錯誤していきます。



「トラブル対応」
予期せぬトラブルが発生することはめずらしくありません。そのためにやるべき業務を、緊急度の高いもの・重要度の高いものを軸にしたマトリックスにあてはめ、こなしていきます。緊急度が高く、重要度が高いものはすぐにやるべきことは当然です。緊急度が低く、重要度が高い物を早め早めにやっていくことによって、予期していなかったトラブルにも余裕をもって対応する事ができます。精神的に余裕をもつために、緊急度が低いものでも早めにやる習慣を。